ザ・シムズ2をこれからやりたい人のためのページ

※パッケージ写真を利用したい目的一番で、アマゾンから引っ張っています。
 クリックしてもらって買ってもらえばなお嬉しいですが、アフィリエイトで儲けようとは思っていません。
 (ていうか、こんなクリック程度では儲かんないですよ(^_^;)

ゲームに必要なもの(2008年6月修正)

  1. パソコン(Windowsが望ましい)
  2. ザ・シムズ2のソフト

基本的には、この二つです。
しかし、それぞれ種類があります。
まず、「Aパソコン」と行きたいところですが、その前に、「Bソフト」を見てみます。

100%必要なソフトは、1本です。絶対に、これだけは買わなくてはいけません。

ザ・シムズ2 プラス
ザ・シムズ2 プラス
ザ・シムズ2  ダブルデラックス!
ザ・シムズ2 ダブルデラックス!
プラスはついていなくてもいいですが、今売っているのはこのバージョンだと思います。シムズ2本体に、ホリデーパックというオブジェクトのデータがおまけでついています。クリスマスなどのオブジェクトです。※

メディア :CD-ROM×4
対応OS :Windows XP/Me/2000/98

このように書いてありますが、WindowsVistaでも問題なく動きます。

※ 2008年春から事情が変わってきました。シムズ2本体にホットナイト!データセットとホームパーティパックが一緒になった『ザ・シムズ2 ダブルデラックス!』というソフトが発売され、現在は、こちらに流通が変わってきているようです。

The Sims2 for Mac 日本語版
The Sims2 for Mac 日本語版
一応、Mac版もあります。
しかし、この記事を書いている時点で、Mac版の価格は¥7,332です。Windows版『ザ・シムズ2 プラス』とMac版『The Sims2 for Mac 日本語版』では、かなりの価格差があります。
また、Mac版は残念ながら、基本パックしか出ていないようです。
つまり、さまざまな追加データセットや、追加パックを入れてシムズ2を存分に楽しむためには、どうしてもWindows版でないといけないと言うことになります。
もしこれから、シムズのため(またはそれも一つの目的として)にパソコンを買おうとお考えの方は、WindowsPCを買わなくてはいけないと思ってください。

!英語版のパッケージが欲しい人のために!
英語版のパッケージを集めてみましたご参考まで。

さて、では、すでにパソコンを持っている人は、自分のパソコンでシムズが出来るのかどうか心配だと思います。正直Macはわからないので、Windowsを前提に見ていきます。

ザ・シムズ2プラスの必要PCスペックは以下の通りになります。大事なとこだけね。

必須動作環境 推奨動作環境
CPU PentiumIII® 800MHz以上 CPU Pentium4® 1.8GHz以上
RAM 512MB以上(Windows® XP/2K)
256MB以上(Windows® Me/98)
RAM 512MB以上(Windows® XP/2K)
256MB以上(Windows® Me/98)
HDD 3.6GB以上の空き容量 HDD 3.6GB以上の空き容量
ビデオカード ハードウェアT&Lを搭載したVRAM 32MB以上のビデオカード ビデオカード ハードウェアT&Lを搭載したVRAM 32MB以上のビデオカード

一見、そんなに変わりません。しかし、カタログスペックは、余り参考にならないのです。
実際に、けっこう低スペックでも、プレイするだけなら出来ます。
出来ますが、はっきり言えば、プレイを損なう可能性もあります。
まず、パソコンでゲームをしたいならば、
CPUはCeleronとかSempronとかDuronとかそいういうのは、できれば選ばないでください。これらは、下位レベルのCPUで、多重処理には向きません。
Pentiumは、今売っているパソコンであれば、Core2DuoAthlonなどといったものが上位CPUとして仲間に入ると思ってください。
そして、メモリはできれば1GB以上積んでください。かなり快適になります。
最後に、ビデオカード
実は、大変に重要です。ビデオカードとは、パソコンにおいて、画面の描画すべてを担う部品になります。これがしっかりしていることが、ゲーム全体のクオリティにも影響します。そして、CPUが大切だったことの理由も、これに関係してきます。
ハイスペックなビデオカードも、CPUやメモリが劣っていると、その能力を十分に生かすことが出来ないため、快適にゲームが動かなくなる、と言うことなのです。

公式サイトにある、推奨ビデオカード(チップセットと書かれています。それぞれのチップセットを使った商品名は会社によりそれぞれ違うので、気をつけてください。)は以下のようになっています。

[ 動作確認チップセット ]

ATI Radeon™ シリーズ (7000以上)
  7000, 7200, 7500, 8500,9000, 9200, 9500, 9600, 9700, 9800
  X300, X600, X700, X800, x850
NVIDIA® Quadro™シリーズ
  Quadro, Quadro2, Quadro4
NVIDIA GeForce シリーズ (GeForce2以上)
  GeForce 2, 2 GTS, MX 200, 400
  GeForce 3, 3 Ti シリーズ
  GeForce 4, 4 Ti, 4200, 4600, 4800, MX 420, 440, 460
  GeForce FX 5200, 5500, 5600, 5700, 5800, 5900, 5950
  GeForce PCX 5300, 5900
  GeForce 6200, 6600, 6800
Intel Extreme Graphics
  82865, 82915以上 (82845は動作対象外とさせて頂きます)
注意:Intel Extreme GraphicsやRadeon 7000のようなハードウェアT&L機能が無いビデオカードをご使用の場合、CPUは2.4 GHz以上のものが必要です。

ここに載っていないビデオカードでも、大丈夫の場合があります。これらは数年前のラインナップなので、現在は、もっと新しいものが出ているからです。

たとえば、拙宅のPC環境はこのようなものです。確認は、Windowsのスタートボタンを押し、「ファイル名を指定して実行」に『dxdiag』と入れて実行します。

DirectX診断ツール

上記は表示の一部を切り取ったものです。こんな風に出てきます。
CPUは「プロセッサ」と言うところです。Core2の2.40GHzのようです。
RAMは「メモリ」です。2046MB、つまり2GBです。
ちなみに、拙宅のPCはVistaになっているのでDirectXが10になっちゃってます。問題なしです。
続けて、システムタブからディスプレイタブに切り替えると、ビデオカードの情報が見えてきます。

ディスプレイのタブ

うちのビデオカードは、GeForce 7900GS だとわかります。
これは、スペック表には出ていませんが、6000シリーズのあとに出た7000シリーズのものなので、全く問題ありません。

このように、デスクトップPCで、きちんとビデオカードを別につけて動いているパソコンならいいんですが、多くの人は、ヤ○ダ電機とかコ○マ電気とか、ジャ○ネットとかで買ってしまい、ゲームをするために作ったPCじゃないかもしれません。

そのとき、上記ビデオカードの表の中の、赤で書いた部分が重要になります。

Intel Extreme Graphics
  82865, 82915以上 (82845は動作対象外とさせて頂きます)
注意:Intel Extreme GraphicsやRadeon 7000のようなハードウェアT&L機能が無いビデオカードをご使用の場合、CPUは2.4 GHz以上のものが必要です。

ここです。
ビデオカードが別になっている場合(ノートならば、ATIやNVIDIAといったシールが別に貼ってある場合、可能性あり)快適に動くかもしれませんが、そうでない場合は、少しばかり覚悟が必要です。

赤のように、Intel Extreme Graphics のように書いてあったら、それはいわゆる「オンボードグラフィック」と言われる状態です。

グラフィック(画面を描画する、ビデオを流すといった画面周りすべての処理)を、専用の部品ではなくて、パソコンを動かす基本部品であるチップセットという別の部品に代行してもらっているような状態です。
そういう状態なので、やはり、グラフィック専用の部品でないために、バリバリと働く必要がある3Dゲーム等はちょっと厳しいということがあります。
ちょっとパソコンが出来る事務員さんにエクセルで見積書を作ってもらう程度のお仕事を依頼するようなものではなくて、明日大々的に行われるコンペ用のプレゼンテーションにビデオを埋め込んでバッチリ作ってくださいとお願いするようなものです。
もの凄く頑張れば出来る人もいるかもしれませんが、たぶん、それはみすぼらしくなります。

ザ・シムズ2をやりたかったら、まず、PCが最低限のスペックを有しているか、それを見極めなくてはいけません。

特にオンボードだった場合は、数字をよーく見て、一字でも違うと、性能が違いますから、それから、調べなくてはいけません。
「注意」にもありますが、オンボードの場合は、本来ビデオカードが行うべき仕事を、CPUが代わりに行ったりするので、より一層高性能のCPUスペックが要求されます。

デスクトップPCの場合は、ビデオカードは買った方がいいです。そんなに高いものじゃなくても、オンボードより遙かにいい場合がほとんどです。

ノートの場合、グラフィックを増強することがほぼ不可能ですので、良く見極めて、ダメそうならあきらめて、『ザ・シムズ ライフストーリー』や『ザ・シムズ ペットストーリー』といった、低スペック向けに作られたシリーズを検討してみた方がいいかもしれません。

そして、いつかPCを買い換えるときに、ぜひシムズ2を見据えたスペック選びをしてみてください。

でも、個人的に思うのは、快適じゃなくても、グラフィックが精密でなくても、指がくっついちゃってても、お客さんが2人しか来なくても、待ち時間がすっごく長くても、それでも、シムズのおもしろさは全く損なわれない、と言うことです。

パッケージの種類(随時更新)

上がすごく長くなったので、列挙するにとどめます。(^_^;
アマゾンさんの機能で何となくパッケージを確認できますので、参考まで。

ザ・シムズ2本体

データセット

追加パック

ザ・シムズ2ではないですが、フリープレイでシムズ2っぽく(低スペックPC用)

こんな感じでしょうか。
本当に詳しいところは、公式サイトや、シリーズ総合サイトでよくチェックしてみてください。

 個人的意見では、キャンパス・ホットナイトくらいまでならほどほどのスペックのPCでも動きますが、ショップライフ以降はほどほどスペックのPCでは、明らかにきつくなります。
 そして、シーズンズ!あたりではかなり強化しないとまずいかも、と思います。GeForceの7シリーズ以上で、メモリもがっつり積まないと充分満足できない気がします。

 パソコン増強を考えてみる! と言う人は、一応解説ページも作ってみました。
 よろしければこちらもどうぞ。
  →「パソコン増強入門

 どれから買ったらいいかやっぱりわからない! と言う人や本体だけだとどんな感じ?と思った人はこちらもどうぞ。
  →「最初はどれから? 導入おすすめセット

 英語版情報はこちら
  →「英語版のパッケージが欲しい人のために